日曜大工センターでステンレス板を探してたら、面白いグッズを発見。
キャットアイ(CC-VL110 )という自転車につける速度計
速度だけでなく走行距離やカロリーも測ってくれるみたいです。
毎朝自転車だけで45分かけて登校する人にとっては、なかなか通学を楽しくさせてくれる一品
測ってみたら家から学校まで11キロあるんですね
11キロってどのくらいかと言うと、だいたいうまい棒9万5652本分の長さに相当します!
って多!
そんな長い距離毎朝走っていたのか・・・自分は
往復でちょっと寄り道すればあっと言う間に20万本突破じゃないですか!
どこぞのゲームの販売本数みたいですね
というわけで今日の議題にいきたいと思います
やはりババドンの一番の見せ場はUFOの吸引のシーンでしょう。
UFOに近づくほど吸い込まれやすくなるあのプログラムはどうなっているのか、計算式はどうなのか。
そこを今日は解説します。
まず、「UFOに近づくほど吸い込まれやすくなる」という条件から、ババドンとUFOの距離を求めないと話は始まりません
3平方の定理で距離を求めます。
これはプログラムの一部です「え」とか「け」は変数で数値だと思ってください。
け=-つ.cnt/10+え ;UFOとババドンのX成分の距離差
こ=-て.cnt/10+お ;UFOとババドンのY成分の距離差
く=け*け*4+こ*こ*2 ;三平方にちょっと応用
ここで3行目はまだおいといて、1,2行目では3平方の定理で求めるためのX距離差、Y距離差
を算出しています。
最終的には求めた距離に、反比例した変数を作り
そして、その数値がUFOの吸引力となります。
そうすれば「UFOに近づくほど吸い込まれやすくなる」が満たされます
さてそこで、ただ単に距離が近いと吸い込まれやすいのではなくて、UFOから見てババドンが
横にいるよりも下にいるほうが、同じ距離でも、吸引力が上がるようにしたいとします。
その場合、三平方に少し式を加えて
く=け*け+こ*こ ;本来あるべき3平方の使い方
く=け*け*4+こ*こ*2 ;縦成分のより横成分を多く取った形
下の式のようにします。
すると、この「く」という変数はUFOとババドンとの横成分の距離差に大きく影響をうけることになります。
つまり逆に言えば、横の距離が少しでも離れすぎていると、吸引力が格段に落ちる⇒横より縦のほうが吸引力が高い
ということになります。
こうして、吸い込み力を計算するアルゴリズムの完成です。
あとは、ババドンからUFOの角度を計算し、sin cos を使って吸引力をX、Y成分に分解し、ババドンの座標変数に加算するだけです。
次回:技術解説「ババドン」その4 花火